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竹本博文展『September Steps』

■会期 2020年9月5日[土]-19日[土] 14:00-19:00 無休

  • オープニングレセプション:9月5日[土]17:00~¥500(1ドリンク付き)
  • アーティストトーク :9月19日[土]16:00~(参加費¥500、定員約10名)
    聞き手 : 谷口雅美 (作家/シナリオライター)

写真

現代美術は、世界の因果関係を、創造的に断ち切る行為です。何を断ち切るかで、作家の個性は決まります。私が断ち切るのは近代性です。私たちは、近代の延長戦の中に生きています。延長戦に永遠を求めるのは不自然なので、これは極めて合理的な選択です。デュシャンはモナリザに髭を描きました。私は便器を叩き割る代わりに、歌麿を描きます。その行為が、世界を変えるとは思いませんが、それ以降の世界は、その歌麿がある世界です。つまり、この時代の創造的なバグとしての、現代美術作品です。

竹本博文

1966年生まれ。
1984‐1988年  

大阪芸術大学美術学科

個展
1991年  

『プロセスの詩学』番画廊、大阪

1992年 『鳥羽僧正に捧ぐ』ギャラリー射手座、京都
1993年  『竹本博文縁起絵図』番画廊、大阪
1993年  『呪術としての美術』ギャラリー射手座、京都
1994年  『祭祀空間の冒険』信濃橋画廊5、大阪
1995年  『冥界巡礼』番画廊、大阪
1996年  『天皇の国の現代美術』信濃橋画廊、大阪
1996年  『悪い趣味』シティーギャラリー、大阪
1997年  『ひるこの美学』大阪府立現代美術センター
1997年  『蛇神人の庭』信濃橋画廊、大阪
1998年  『神話の時間』ABCギャラリー、大阪
1998年  『まわるための習作』シティーギャラリー、大阪
1999年  『蜘蛛の家』シティーギャラリー、大阪
2000年  『双六の審判』山口、東京
2000年  『鱗の庭』シティーギャラリー、大阪
2001年  『死者の着物』ギャRラリー山口、東京
2002年  『蛇殺し』ギャラリー山口、東京
2017年  『みんな死んでいる』大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
2018年  『みんな死んでいる・東京』ゆう画廊、東京
2018年  『PEOPLE OF THE 18TH CENTURY』CAS、大阪
2019年  『Utamaro, Our Contemporary』CAS, 大阪
グループ展他
2000年   『Tokyo Tatami Space Exhibition』折元立身宅
2003年  『Animal Heart』(風間サチコ、高橋唐子、時枝崇、竹本博文)ギャラリー山口、東京